日進市議会 > 2022-09-28 >
09月28日-05号

  • "遠隔操作"(/)
ツイート シェア
  1. 日進市議会 2022-09-28
    09月28日-05号


    取得元: 日進市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 4年  9月 定例会(第3回)        令和4年第3回日進市議会定例会本会議[9月28日(水)]1.開議        午前9時30分 議長宣告1.会議に出席した議員         1番 山田久美        2番 舟橋よしえ         3番 白井えり子       4番 大川 博         5番 武田治敏        6番 水野たかはる         7番 ごとうみき       8番 坂林たくみ         9番 山根みちよ       10番 道家富好         11番 青山耕三        12番 小野田利信         13番 渡邊明子        14番 川嶋恵美         15番 古川ひさお       16番 大橋ゆうすけ         17番 宮田康之        18番 福安淳也         19番 萩野 勝        20番 永野雅則1.会議に欠席した議員         なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市長          近藤裕貴   副市長         水野隆史  教育長         岩田憲二   総合政策部長      萩野一志  総合政策部調整監    岩瀬雅哉   総務部長        石川雅之  生活安全部長      杉田武史   健康福祉部長      川本賀津三  健康福祉部参事     伊東あゆみ  こども未来部長     棚瀬浩三  都市整備部長      蟹江健二   都市整備部参事     伊藤信一郎  産業政策部長      長原範幸   産業政策部参事     吉川 浩  学習教育部長      加藤 誠1.会議に職務のために出席した者の職氏名  議会事務局長      伊東敏樹   議会事務局次長兼議事課長                                 山田 進1.会議に付した事件  議案第46号 令和3年度日進市一般会計歳入歳出決算の認定について  議案第47号 令和3年度日進市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第48号 令和3年度日進市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第49号 令和3年度日進市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第50号 令和3年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第51号 令和3年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第52号 令和3年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第53号 令和3年度日進市下水道事業会計の利益の処分及び決算の認定について  議案第54号 日進市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  議案第55号 日進市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について  議案第56号 日進市道路占用料条例の一部改正について  議案第57号 日進市公共用物管理条例及び日進市準用河川占用料条例の一部改正について  議案第58号 令和4年度日進市一般会計補正予算(第5号)について  議案第59号 令和4年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について  議案第60号 令和4年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について  議案第61号 令和4年度日進市介護保険特別会計補正予算(第1号)について  議案第62号 令和4年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について  議案第63号 令和4年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について  議案第64号 令和4年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について  議案第65号 物品購入契約の締結について(令和4年度職員用パソコン購入)  議案第68号 令和4年度日進市一般会計補正予算(第6号)について  意見書案第2号 養護教諭の複数配置を求める意見書  意見書案第3号 安倍元首相の国葬実施に抗議する意見書1.議事日程  日程第1 議案第46号から議案第65号までについて       (委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決)  日程第2 議案第68号について       (上程・説明・委員会付託委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決)  日程第3 意見書案第2号について       (上程・説明・質疑・討論・採決)  日程第4 意見書案第3号について       (上程・説明・質疑・討論・採決)  日程第5 日進市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙  日程第6 議員派遣の件1.閉議        午後2時44分 議長宣告1.閉会式       午後2時44分 議長挨拶                   市長挨拶     午前9時30分 開議 ○議長(青山耕三) おはようございます。 開議に先立ち報告します。 本日の出席説明員は、お手元に配付したとおりです。 ただいまの出席議員数は20人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第1、議案第46号、令和3年度日進市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第65号、物品購入契約の締結について(令和4年度職員用パソコン購入)までを一括議題とします。 この際、各常任委員長より審査結果の報告を求めます。 最初に、総務文教委員会 大橋委員長。     〔総務文教委員会 大橋ゆうすけ委員長登壇〕 ◆総務文教委員会(大橋ゆうすけ委員長) では、議長の御指名がございましたので、9月9日に開催をいたしました総務文教委員会の主な審査の模様と結果について御報告をいたします。 最初に、議案第54号、日進市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、主な改正点に、1歳到達日の翌日でない日からの育児休業の取得を可能とするとあるが、1歳到達日の翌日はどのような扱いになるかとの質疑に、改正前は、1歳到達日の翌日を初日として育児休業を取得することが条件であったが、今回の改正で、配偶者が1歳到達日の翌日以降、育児休業を取得する場合にあっては、1歳到達日の翌日に育児休業を取得していなくても、再度取得することができるとの答弁がありました。 また、非常勤職員の定義はどのようか、また、会計年度職員と書かなかったのは、旧来からの条例で非常勤という言葉を使っているからかとの質疑に、主に1週間の勤務が3日以上または年間121日以上勤務する非常勤職員で、会計年度任用職員が対象。国に準じて改正をしているため非常勤職員との書き方になっているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第55号、日進市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、県内で、本市のように限度額を施行令とは異なる独自の額としている市町村はあるのか、また、限度額の引上げを上程しているかとの質疑に、本市以外に12市あり、9月までに議会への上程が確認された8市中7市が増額、1市が据置きとなっているとの答弁がありました。 また、日進市が改正する根拠はどのようかとの質疑に、限度額の引上げは、国の基準を参考に各自治体で見直すものであり、昨今の物価高騰の流れにより必要と判断をしたとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、日進市として、本当にこの引上げが妥当かとの判断をすべきところだが、国政、県会議員、市長、市議会議員も同じ1つの公職選挙法の下で行うので、日進のエリア、広さを考えて、全て改正でなくていいのではないかと考えるので反対するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第65号、物品購入契約の締結について(令和4年度職員用パソコン購入)を議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、対象が市役所本庁舎または北庁舎で勤務する職員とあるが、保健センター、福祉会館など、庁舎外勤務の職員は対象とならないのかとの質疑に、無線でのネットワーク利用を前提として使用するため、無線ネットワーク設備を配置している本庁舎及び北庁舎の職員が今回は対象となるとの答弁がありました。 また、職員が異動した場合でも、最初に貸与したパソコンをそのまま異動先でも使用するのかとの質疑に、パソコンの本体については異動先でも使用するが、既存のモニター、キーボード、マウスはそれぞれの机に据置きとなるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 以上で報告を終わります。 ただいまの総務文教委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、総務文教委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、市民建設委員会 永野委員長。     〔市民建設委員会 永野雅則委員長登壇〕 ◆市民建設委員会永野雅則委員長) 議長の御指名がございましたので、9月13日に開催いたしました市民建設委員会の審査の模様と結果について御報告をいたします。 まず、議案第56号、日進市道路占用料条例の一部改正についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、道路占用の改正は、愛知県条例の改正に合わせてとのことであるが、県や日進市の土地の評価額が上がっているのに占用料は値下げとなるのはなぜかとの質疑に、道路占用料の単価は、愛知県の固定資産税評価額をベースとして、道路の造成に係る費用を加味して算定するもので、この費用が下落したことが単価の減額につながったものであるとの答弁がありました。 また、道路法第32条第1項第3号に掲げる施設の追加は、どのような想定によるものかとの質疑に、自動運行の補助施設を占用物件としても認めるとの道路法の改正を受けたものであると答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第56号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第57号、日進市公共用物管理条例及び日進市準用河川占用料条例の一部改正についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、河川の占用料は何を基準に算定されるのかとの質疑に、道路占用料と同様に設定をしているとの答弁がありました。 また、2級河川は県が管理をしているが、占用料は日進市の代理申請となるのかとの質疑に、県への直接申請であり、日進市は関与していないとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第57号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、市民建設委員会の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 以上で報告を終わります。 ただいまの市民建設委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、市民建設委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、予算決算委員会 福安委員長。     〔予算決算委員会 福安淳也委員長登壇〕 ◆予算決算委員会福安淳也委員長) 議長の御指名がありましたので、予算決算委員会の審査結果を御報告いたします。 当委員会に付託されました議案を審査するため、9月6日と9月26日に予算決算委員会を開催いたしました。 第1日目の9月6日の委員会では、当委員会の付託議案を所管部分への分科会への分担付託を行い、第2日目の9月26日の委員会では、各分科会長から審査報告を受けた後、討論、採決を行いました。その結果について御報告申し上げます。 最初に、議案第46号、令和3年度日進市一般会計歳入歳出決算の認定については、2名の方から反対討論があり、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおりに可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号、令和3年度日進市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、1名の方から反対討論があり、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第48号、令和3年度日進市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、1名の方から反対討論があり、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第49号、令和3年度日進市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、1名の方から反対討論があり、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第50号、令和3年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第51号、令和3年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第52号、令和3年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての各議案は、討論もなく、採決の結果は全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第53号、令和3年度日進市下水道事業会計の利益の処分及び決算の認定については、1名の方から反対討論があり、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第58号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第5号)については、1名の方から反対討論があり、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第59号、令和4年度日進市健康保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第60号、令和4年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、議案第61号、令和4年度日進市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、議案第62号、令和4年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第63号、令和4年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第64号、令和4年度に日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)についての各議案は、討論もなく、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、予算決算委員会の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 以上で報告を終わります。 ただいまの予算決算委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、予算決算委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第46号、令和3年度日進市一般会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ごとうみき議員。 ◆7番(ごとうみき) 会派を代表して、反対の討論を行います。 2021年度は、4月から6月にかけてのコロナの第4波、7月から9月末までの第5波、そして、1月から年度を越えての第6波があり、実に2021年1月から3月21日までの緊急事態宣言、4月25日から9月30日までの緊急事態宣言、そして、1月9日から3月21日までのまん延防止等重点措置と、ほぼ何らかの行動制限が続いた1年でした。 そんな中、住民の福祉向上を責務とする自治体の役割がどのように発揮されたのか、市民生活を守るための施策は十分だったのかが問われます。 私は、2021年度こそ、道の駅スマートインターは中止の決断をし、コロナ対策に予算と職員の力を振り向けるべきだったと申し上げます。 大きく反対の理由を3点述べます。 まず、1点目、2020年度と比べて、福祉施策などの後退があることです。その顕著なのは、ひとり親家庭等手当助成金の減額です。日進市の条例改正に伴い、対象児童を減らされましたが、これはすべきではなかったと申し上げます。2020年度は延べ8,198名分の手当がありましたが、2021年度は6,150人分と、何と1,678人分減っています。コロナ禍は、全ての市民、特に子育て世代を直撃します。特に、ひとり親世帯の方々の苦労、不安感は大きかったと胸を痛めます。所得制限のラインぎりぎりの方にとっては、本当に対象外となった方がいるのであれば、申し訳なかったと私自身も思います。せめて、特例として、コロナの影響がなくなるまで、改正前のままの基準を維持するなど、臨時的な手当が必要でした。 コロナの特別給付金事業も行われましたが、所得制限があることで行き渡らなかった方々がいることも事実です。お一人お一人の家庭の状況はもちろん違いますが、しかし、コロナ禍で困難な思いをしながら子育てをしていることに違いはありません。例えば、給食費の無料、子ども医療費無料化拡大など、制度面からの整備、支援体制が必要だったのではと申し上げます。 また、高等学校等就学助成金も、制度変更による対象外となった方が47名いたとのこと。本来なら、この対象を広げるべきでした。 また、市内事業者への支援も、コロナによる倒産を絶対に出さないという視点で、もう一歩踏み込んだ支援策の必要性を感じます。飲食店への支援やECサイト構築支援は行われましたが、広く日常の運転資金にも使える独自施策が必要でした。 決算審査の中で、コロナ関連の融資を受けた方の約7割が運転資金を事由との答弁がありました。融資には返済が迫られます。コロナ禍と物価高で事業改善が見込まれない業者の方もいらっしゃいます。決算審査を通じて、ここへの支援の必要性を痛感しました。 そして、コロナ禍で自粛生活が長引く下、特に高齢者や障害者の方への積極的な生活支援、移動を応援する施策が必要でした。 くるりんばすの部分改正が行われ、1月から地元からの要望が強かった岩崎台・香久山福祉会館への路線ができたこと、乗換えをよりスムーズに行うために市役所発着になったことは喜ばれ、利用者が増えたことはとてもよかったです。 しかし、同時に、コロナの影響もあり、利用者が停滞したままです。また、そういうときこそ、高齢者無料など市民要望を積極的に反映する必要がありました。障害者のタクシーチケットも、1乗車1枚の制限があるため、使用率が依然5割台にとどまっています。毎年の決算でも課題として提起されてきましたが、2021年度の実績も踏まえて、改めて検討を求めます。 反対の2点目は、今、日進に必要なのは、道の駅、スマートインターではないということ、保育園、学童、学校、くるりんばすなど、福祉教育に予算をもっと振り向けるべきだという点です。民生費の割合を増やしてよいのかとの意見も聞こえますが、私は、増やすことこそ必要だと申し上げます。 そもそも地方自治法は、住民の福祉の増進を図ることを基本とすることを明記されています。だからこそ、営利目的ではない、民間企業ではできない役割を担うのが自治体です。 その一つが公立保育園の整備です。2021年度、希望する公立保育園に入れない子どもが160人もいました。学区内で通える距離、卒園までいられて、幅広い年代の保育士さんがいて、広い園庭もある、この公立保育園こそ、私は日進の保育基準だと思います。皆さん、それを望まれています。 しかし、ここに入れない事態が、この数年間連続して続いています。2021年度、10公立園の定員は1,561人でした。昨日広報を見ると、米野木台西保育園を除く9園全てで定員を減らし、1,464人の定員と出ています。97人の定員を減らすことになります。この間の教訓を生かすなら、なぜ2021年度に公立園の新設の話合いがされ、計画が持たれなかったのか。減らすという、定員を削減するというこの市の姿勢が私は間違っていると思います。公立保育園の新設こそ必要です。東部保育園のゼロ歳児クラスの復活こそ必要だったと申し上げます。 全国的な少子高齢化の中で、子どもはいつか減るという認識で、必要な整備をしてこなかったことは、今を生きる子どもたちの環境悪化につながります。学校も先生も足りていません。特別室を普通教室に変えたり、学区変更で乗り切ることが本当に子どもたちのためになるのでしょうか。放課後子ども教室の専用室がない学校も残されています。すくすく園の拡大、職員体制の強化の必要性も明らかになりました。障害や困難を抱える子どもたちにしっかりと寄り添い、支援できる体制強化も必要です。今以上のゆとりある配置こそ、その保障です。決して効率化の名の下で、ゆとりを削ってはいけません。コロナ禍の教訓を生かして、本来なら、東小学校内の放課後児童総合プランの専用施設のように、子育て施設や学校建設の議論、計画こそ必要だったと申し上げます。 3点目に、日進は財政力があるという点です。一般会計は5億5,550万円の黒字、各基金の総額も積み上げて、86億5,487円になっています。コロナ禍で日進の財政が逼迫したということではないことが、この決算審査で明らかになりました。この財政力を住民福祉の向上として、市民に直接還元すべきです。 また、予定どおり進まない中でも、いまだに道の駅、スマートインターを推進することが本当に日進のためになるのでしょうか。 2021年12月に閲覧が行われた道の駅認定事業の申請に対して、公益性はないと市民からの意見が提出されています。スマートインターも、地域住民のためではなく、企業からの要望書が出されていることを理由にされているように、市民にとって必要不可欠のものではありません。 予算の制約を気にしながら業務をしなければいけない部署がある一方で、道の駅、スマートインターにこれ以上の税金と職員の動力を割くことはやめていただきたい。 最後に、コロナ禍で市の職員さんたちが頑張っていることはよく分かりました。残業時間も多く、人手不足も否めません。デジタル化による人員削減も言われていますが、私はそうではなく、職員の増員に転換することが必要だと決算審査を通じて強く実感します。公務員の皆さんの一つ一つの仕事が、もうけではなく住民の福祉向上のためにある、市民の生活の安心・安全に寄り添える公務員の増員が必要だと申し上げて、討論といたします。 ○議長(青山耕三) 次に、渡邊明子議員。 ◆13番(渡邊明子) 議案第46号について、賛成の立場から討論します。 令和3年度は、何といっても新型コロナウイルス感染症との戦いに始まった1年でした。そして、その戦いは現在もなお続いております。 医療従事者等の先行接種が令和2年度より始まり、市民を対象とした接種が令和3年度、本格的に開始されました。 我が公明党は、愛知県本部ワクチン接種対策本部を令和2年12月に設置し、国の公明党ワクチン推進本部と連携し、スムーズにZoomによる対策会議を毎週のように開催しました。日進市公明党市議団も、チーム公明として現場の声を吸い上げ、国、県に伝えるとともに、国、県の最新情報を現場に伝えました。 日進市においては、近藤裕貴市長を筆頭に、健康課を中心として、全庁を挙げて、チーム日進として一丸で乗り越える体制を整え、それらが奏功して、近隣市町より早く準備を整えることができました。 また、日頃から市内のクリニックとの良好な関係や、地元企業が大規模接種会場を提供してくださるなど、他市町を大きくリードする順調な接種が行われました。 あまりにも接種が順調で、度々ワクチン供給不足や人員不足に悩まされましたが、これも全庁を挙げて補い合い、接種会場への案内板設置や、大規模接種会場内でも様々な工夫がなされ、スムーズに事故なく接種を行うことができました。 ホームページでは、リアルタイムにひろきチャンネルや新型コロナ関連情報を分かりやすく掲載する等、市民への周知に努められました。 また、私たちが気づかないところでも涙ぐましい努力を続けていただき、発症件数こそ大きいものの、スムーズなワクチン接種により重症化を抑え、医療現場の逼迫も食い止めることができました。 また、本庁舎の空調設備の更新、マイナンバーカードを利用した住民票等のコンビニサービスの実現、プレミアム商品券発行事業、GIGAスクール構想の実現に向けたICT支援員の増員、市内公立保育園の消毒業務委託等々、19事業25項目に、令和3年度決算額で5億633万8,928円の事業を、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を3億78万9,000円、その他の国、県補助金等を活用し、実現させました。財務担当及びそれぞれの担当の職員の努力に敬意と感謝を申し上げます。 また、子育て応援給付金を令和3年度末に、これは大府市に次ぐ愛知県下2番目に早い支給でした。続いて、困窮世帯に向けた給付金は年明け早々に、しかも現金で支給いただけたことに、対象家庭の市民の皆様から喜びの声をたくさん聞くことができました。 最後に、決算審査の在り方について一言申し上げます。 決算審査は、議会が決定した予算が適正に執行されたかどうか、その執行効果や経済効果はどのようであったかを、住民を代表して、住民に代わって評価し、来年度予算編成に生かしていくために行われるものです。臆測や思い込みで意見を述べたり、執行済みの事業を審査し、助言すべき立場の議員が、支障がなかったですかと漠然と担当に尋ねたり、ただ数字を聞いただけという質疑が多かったように思います。日進市全体の発展や市民の安心・安全、快適で住みよい日進の実現につながる、より有意義な決算審査となるよう祈念して、私の賛成討論といたします。 ○議長(青山耕三) 次に、舟橋よしえ議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 議案第46号、令和3年度日進市一般会計歳入歳出の決算の認定について、会派を代表して、反対の立場で発言をいたします。 令和3年度の前年度に引き続いて、新型コロナウイルス感染症対応に伴う補正予算が毎定例会最終日に追加議案として上程され、補正予算は前年度と同じ、第12号まで組まれる1年となりました。専決処分された補正予算は、国が決めたひとり親世帯分の子育て世帯生活支援特別給付金支給事業に係る第2号のみであり、コロナ禍にあっても、前年度と同様に、できる限り専決処分しないよう努めていただいたことは評価できるものと考えます。 では、決算の中身について、補正予算対応も含め、具体的に意見を申し上げながら、反対理由を述べさせていただきます。 まず初めに、令和3年度の財政指標を見てみますと、単年度の財政力指数が前年度に比べて0.067ポイント減少して0.971となり、普通交付税の交付団体となりました。経常収支比率は82.0%で、前年度よりも1.9ポイント減少しました。普通交付税が4億321万6,000円入ってきたことが影響しているものと考えますので、令和4年度は再び不交付団体になったことから、今後も経常経費の抑制は努めなければならないと考えます。 実質公債比率は1.02%、将来負担比率、実質赤字比率、連結実質赤字比率はいずれも0%以下で推移していることから、財政の健全性は維持されているものと考えます。 市債は9億1,761万2,000円減らし、一方、基金は、財政調整基金に3,333万円、公共施設整備基金に9億300万7,000円、庁舎建設基金に1億7,112万9,000円をそれぞれ積み増しました。昨年度に続いて、コロナ禍であっても市債を大きく減らし、基金を11億円以上増やしたことが明らかになりました。 1年前の決算認定議案の討論において、私は、コロナ禍が続く中、暮らしにお困りの方を行政や専門機関につなぐためには、地域の支え合いこそ重要であり、それには地域福祉の充実が図られなければならないとして、そのための取組を求めました。残念ながら令和3年度も、そして、今年度もそれに向けての財政投入がなされないままでした。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、前年度からの繰越明許分を含め、約3億円が国から入りましたが、ここから最も多くの金額を充てたのは、プレミアム商品券発行事業などの商工業振興事業でした。商工会が中心となって市内の事業所や店舗等の窮状が把握され、必要な事業に実施できたことは何よりであったと思います。プレミアム食事券については今年度に継続する形となりましたが、市内の店舗や事業所にとっては困ったことを伝えるところが商工会であったのだと感じました。 コロナ禍の終息がまだ見えないからこそ、ほかの分野においても、困ったことを伝えるところが身近にあれば、あるいは聞きに来てもらえれば伝えることができる、つまりはアウトリーチがもっともっと必要であり、そのためには何が必要なのか考えていただきたいと思います。私は、社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーの増員は、今必要なことであると考えます。 そして、総務文教分科会での個人市民税の段階別納税者数の質疑を通して分かったのは、課税標準額の段階が前年度に比べて低い方に移っている人が多いということでした。課税標準額が10万円を超え100万円以下の枠は402人増え、100万円を超え200万円以下の枠は651人増え、200万円を超え300万円以下の枠は293人増えています。そして、300万円を超え400万円以下の枠は125人減り、400万円を超え550万円以下の枠は187人減少しています。 今年度になって、本市独自の住民税均等割のみ課税世帯への給付金を実施されましたが、これは令和3年度から取り組まなければならなかったと強く感じました。ばらまきではなく、必要なところに必要な支援が令和3年度はやはり足りていなかったのではないかと言わざるを得ません。 さらに、障害者タクシーチケットについては、使いづらさを毎年度市民から聞いているにもかかわらず、改善に向けて取り組んでいただけなかったこと、空き家と居住支援の連携がなかなか進まないままであること、東部福祉会館と南部福祉会館の利用者アンケートを実施されたものの、将来に向けての建て替えの方向性が示されないままだったことは残念に思っています。 一方、評価できる点も多い1年でした。 令和3年度は、1年を通じて新型コロナワクチン接種事業の遂行に、日進市として大きな力を発揮していただいた年であったと感じています。 5月の初めの予約開始から大きな混乱もなく順調に来ているのは、行政一丸となって努力いただいたことによるところが大きいと思います。市民からも感謝の声を多くいただきました。 また、東小学校地内の放課後子ども教室と放課後児童クラブの施設は、ウッドショックにより想定よりも木材の使用は少なくなったということでしたが、森林環境譲与税基金の活用も有効にされ、子どもたちにも保護者にも喜ばれる施設を建設し、予定どおり今年4月から利用が開始されたのは大変喜ばしいことです。 さらに、中学校のジェンダーレス制服についても、生徒会を中心に取り組んでいただいたこと、市民の要望を取り入れ、くるりんばすのコースを一部改編して運行していただくようになったこと、市内の企業を回って魅力的なふるさと納税返礼品を開拓し、日進市へのふるさと納税を前年度の約1億円から4億円近くまで大きく増加させたこと、香久山地区の小川に架かる橋梁については、12月、2月、3月に住民との意見交換会を開いていただき、市長、副市長も必ず出席いただいていることなどは評価できることと捉えています。 では、なぜ令和3年度決算に反対するのかといえば、第1に、道の駅の用地取得について、令和3年度の予算書にも決算書にも全く出てこない形で、すなわち補正予算の中で、尾張土地開発公社に土地を代行取得することを補正予算(第1号)で決めておきながら、年度末の第11号でそれはやめて、やはり市が購入することにしますという、市民にはとても理解し難いやり方で道の駅整備事業の用地取得を継続したことです。今年度になって県の公聴会が開かれ、日進市の道の駅整備事業には、まだまだ納得できていない市民は多いです。コロナ禍で市民に説明する時間は取ることができたはずなのに、土地開発公社の代行取得は何だったのか。市民との信頼を築く努力を令和3年度もされないままだったことは残念でなりません。 そして、第2に、名鉄バス中央線の市負担金が、コロナ禍の影響で燃料費、人件費の上昇により令和3年度は1,900万円を超え、日進市と名鉄バスとの関係が対等ではないのではないかという市民の声に対しても、十分な説明ができないままであることは問題です。 スマートインター整備事業については、地域周辺の住民の皆さんと協議を重ねて、設計変更もしていただくなど、以前のような一方的な姿勢から、対話を重ねてよりよい方向を導き出そうとすることは一定の評価をいたしますが、まだまだ問題は山積しており、事業凍結も視野に、慎重に対応いただくことを求めます。 令和3年度は、第6次総合計画の1年目の年でもありました。「ともに暮らす 私たちがつないで創る 人とみどりを大切にするまち 日進」という将来都市像には、日進市自治基本条例が目指す、市民主体の自治の実現が大きなテーマとしてあります。市民主体の自治のためには、市と市民との信頼関係がなければ実現しません。職員の皆さんは、それぞれに自分の職務を果たすため日々努力いただいていると思いますが、何よりもリーダーである市長の姿勢を市民は一番見ています。市民に十分な説明がないまま、コロナ禍前に計画された道の駅整備事業などを推し進め、市民に寄り添う施策が足りないままの令和3年度決算の認定に当たっては、賛成することはできません。 ○議長(青山耕三) 次に、武田治敏議員。 ◆5番(武田治敏) 会派を代表して、賛成の立場から発言させていただきます。 令和3年度を振り返りますと、まず思い浮かべる最も大きなことに、新型コロナウイルスワクチン接種が挙げられます。本市のワクチン接種券の送付方法は、年齢ごとに送付し、接種予約は全国ニュースにも取り上げられるほどスムーズに行うことができました。 また、新型コロナウイルスワクチン接種事業では、トヨタ自動車と新型コロナウイルスワクチン接種に関する連携協定を締結し、トヨタ自動車の日進研修センターアネックスをワクチン接種の会場として提供してもらうなど、支援を受けて実施することもできました。 全職員の協力を受けながらワクチン接種を進めていただいたと思いますが、新型コロナウイルス感染拡大は収まらず、個人事業者をはじめ、多くの方が経済的にも大きなダメージを受けました。市内商工業者への経営支援と市民の生活支援及び消費喚起のために実施したプレミアム付商品券発行事業については、高齢者や児童に優待価格の設定を行い、購入者に配慮するとともに、紙券と電子券による商品券を発行したことが、市民の使いやすさやコロナ対策に配慮したものでした。 これまで経験したことのない状況の中で、市民の方々が市役所や金融機関まで行かなくてもいいように、市税等の納付のための決済アプリの導入、マイナンバーカードを利用した住民票や所得証明等のコンビニ交付、後期高齢者医療保険料のコンビニ納付等の開始を行い、また、小中学校においては、教育環境整備や新型コロナウイルス感染症の影響を緩和するために、タブレット端末やデジタル教科書など、ICT機器の整備も行われました。 その他、令和3年度には、子ども医療費の入院費助成の拡大や、放課後児童クラブの利用ニーズの解消のための東小学校地内に増築棟の建設、くるりんばすの路線の部分改編を行い、市民に利用しやすいものとなりました。 このように、令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きい中、人々が密集する場面の解消、感染対策を踏まえた新たな取組等を行い、市民の安心・安全に努めていただきました。それらの取組が市民生活への支援や利便性の向上に役立っていることは大いに評価すべきことであり、賛成討論といたします。 ○議長(青山耕三) 次に、山根みちよ議員。 ◆9番(山根みちよ) 会派を代表して、賛成の立場から討論いたします。 令和3年度は、昨年度から引き続き、コロナ禍に悩まされた年でした。身近では倒産した会社があり、閉店した店もあり、私の周りでは、解雇された人、仕事を転職した人も増えました。コロナ禍によりとりわけ大きな打撃を受けた非正規で働く人たち、家庭でのDVで困窮した女性、就職活動中の学生に対して、市のくらしサポート窓口が大変機能して支援体制を提供できたことは大変評価いたします。多くの感謝の言葉をいただいております。 さて、令和3年度の決算を見ますと、市税は減ったものの、歳入の点からいえば、財政力指数が0.971となったことで交付団体となり、地方交付税が約5億5,000万円、国から交付されたことは大きな特徴でした。また、ふるさと納税事業が順調に拡大し、純益が約1億8,000万円となり、前年度に比べ約4倍の伸び、さらに、クラウドファンディングに延べ283人の方に計674万6,000円の寄附をいただいたことは、コロナ禍における大きな希望となりました。結果、今回の令和3年度決算は、実質収支約17億8,000万円、単年度収支約5億5,000万円の黒字となりました。 さて、歳出の方に行きます。 私の所管する総務文教委員会に関して、本来は各所管ごとに述べたいのですが、特徴的なものだけにいたします。 まず、学校関係ですが、35人学級に対応するために、学校改修や大型掲示板の設置など、時代に即した要請に応えた年でもありました。今後は、タブレット機器の更新やレンタル料などの経費への配慮、また、教員不足、学校の働き方改革という大きな課題もありますので、引き続き頑張ってほしいと思います。 2点目、行政事務では、コロナ禍によってデジタル化が進んだ年でもありました。コンビニ収納など、市民にとって便利になったと思います。情報化推進事業に関しては、委託やシステム借上げ、使用料関連の項目も多く、正直、この予算で適正な価格や無駄はないかなどの審査や値段に見合った効果や恩恵があるのかを見極めることは大変困難な作業になりました。今後は、職員が専門性を磨き、ぜひシステム、デジタル化に関して失敗がないように、調査全体の最適化を考えてDXを進めていってください。 3点目は、選挙事務に関して、低投票率の解消に向けて、市内大学と協働でプロジェクトを実施し、第49回衆議院選挙に関して、7区内では高い投票率であったことを評価いたします。 賛成討論なので、議運で注文は避けるようにと指示がありますが、先ほどの決算を見まして、単年度5億5,000万円の余剰金が出たという点について一言申し上げたいと思います。 コロナ禍で生活保護者が増え、厳しい生活をしている人々が大変多くなっているということは、皆さん御承知だと思います。5億円の余剰金を、せめてその半分は市民に還元できるサービスはなかったのかということを思わざるを得ません。生きたお金の使い方は、社会経済を回します。ぜひ心に寄り添う行政、暮らしを守る行政であってほしいと思い、賛成討論といたします。 ○議長(青山耕三) 次に、小野田利信議員。 ◆12番(小野田利信) 議案第46号、会派を代表して、賛成の立場で討論します。 本案は、渡邊明子議員がこの討論で述べたように、令和3年度の予算が適正に使用されたかを審査する議案であり、決算の款・項から適正に使用されたと判断し、何ら問題はないと言えます。 それは決算より財政が健全に運営されたかの財政健全化比率で、実質赤字比率、連結赤字比率や将来負担比率はなし、ゼロと報告されています。これ、計算すれば、実質赤字比率はマイナス9.7%、連結赤字比率はマイナス12.7%、将来負担比率はマイナス46.5%とマイナスであります。実質公債比率は1.04%とプラスでありますが、健全化基準の25%から非常に小さい割合数値となっており、決算が健全な財政運営がなされた結果であります。 経常収支比率が82%であり、これは交付団体となった影響があり、これは増えるとの討論があり、意見書の中に、経常収支比率とは、経常的な収入たる一般財源がどの程度充当されているかを見るもので、通常70から80%であることが望ましいとされている。80%を超える場合は、財政構造が硬直化していると考えられ、経常経費の抑制に留意しなければならないと意見されていますが、これは、昭和50年代のことをいまだに引用しており、現在では、社会保障の充実から跳ね上がり、90%が普通であることを認識しなければなりません。ほとんどの全国の自治体が90%程度であり、また、それを超える自治体も多々あります。これらの自治体は問題であることになってしまいます。私なりに愛知県内を調べれば、県内34市の中でも、90%を超える自治体は16市あり、日進市は、豊田市、安城市などに続いて6番目に低い数値となっており、優良と言えます。以上より、令和3年度決算は、超優良健全自治体運営されたことを申し添えて、討論とします。
    ○議長(青山耕三) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第46号に対する討論を終結します。 これより議案第46号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第46号、令和3年度日進市一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり可決されました。 これより議案第47号、令和3年度日進市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 坂林たくみ議員。 ◆8番(坂林たくみ) 反対の立場で討論いたします。 新型コロナの下、国民健康保険税が据え置かれましたが、引下げやコロナ減免の厳しい条件を考慮した対策がされませんでした。 国民健康保険加入者の状況はどうだったでしょうか。国民健康保険税の調定額は、1世帯当たり16万3,516円で、前年度より709円減少しました。短期保険証の発行は、コロナ前の令和元年度に195世帯だったのが、令和3年度には235世帯と増加しました。これらは、加入者の生活が厳しくなっていることを示していると考えます。 国民健康保険税は、前年度まで5年連続で引き上げられてきており、据え置いたといっても、市民から国民健康保険税が高いという声を聞いています。国民健康保険税のコロナ減免は、申請件数が前年度の126件から32件に減りました。これは、収入が前年に比べて3割以上減少することが条件となっているため、既にコロナの影響で収入が減っている前年度からさらに減少した場合という厳しい条件になっているためです。以上のことを考慮し、保険税引下げやコロナ減免の収入要件をコロナ前との比較とするなどの対策が必要だったと考えます。 一方、国民健康保険特別会計運用基金は、年度末残高が約9億3,000万円も残りました。財源的にも対策ができたと考えます。 ○議長(青山耕三) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第47号に対する討論を終結します。 これより議案第47号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第47号、令和3年度日進市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり可決されました。 これより議案第48号、令和3年度日進市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 坂林たくみ議員。 ◆8番(坂林たくみ) 反対の立場で討論いたします。 後期高齢者医療保険料の均等割について、7.75割軽減特例が廃止をされ、推計で負担増となった加入者は、愛知県後期高齢者医療広域連合においても各種の集計を行っておらず、推計によりおおむね1,340人、負担増の金額は1人当たり3,700円、総額495万8,000円となりました。 軽減特例制度は、後期高齢者医療制度を始めるとき、制度の開始によってあまりに大きな負担増となるのを防ぐために導入されたものです。年金の削減、消費税の増税など、高齢者の生活を取り巻く環境を考えると、高齢者にとって大きな負担増であり、容認できません。 保険料の均等割軽減特例廃止による負担増の人数を市町村ごとに集計していないとのことです。これは、日進市民の状況を日進市が把握できないということであり、広域で運営すると行政が市民から縁遠くなるという弊害です。広域連合に改善を申し入れるべきです。 また、4人の人に短期保険証が発行されたとのことです。旧制度の老人医療制度では、命に関わるため発行が禁止されていたものです。広域連合へ発行しないよう申し入れるよう求めます。 後期高齢者医療制度は、75歳以上を他の世代から切り離し、医療費の増加による負担増を求めていく冷たい制度です。以前の他の世代の医療保険全体で支える老人医療制度に戻すよう、負担増にならないよう配慮しながら戻していくよう求める決意を表明し、討論とします。 ○議長(青山耕三) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第48号に対する討論を終結します。 これより議案第48号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第48号、令和3年度日進市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり可決されました。 これより議案第49号、令和3年度日進市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 坂林たくみ議員。 ◆8番(坂林たくみ) 反対の立場で討論いたします。 まず、第8期介護保険事業計画において設定された介護保険料は、基準額で6万4,300円という高い介護保険料が継続されたことです。介護保険料が負担に思うという声を聞いています。保険料の滞納者のうち、基準額を下回る人が55人いたことは、それを示していると考えます。 8月からの補足給付の制限により、61人に1,648万6,942円の負担増となったということです。利用控えの状況は把握していないとのことですが、施策の変更が介護保険利用者にどのような影響を与えているのかを把握することは重要なことです。改善を求めます。 特別養護老人ホームの待機者が8人あり、個別の状況は把握していないとのことでしたが、必要なサービスにつながったのかまで把握するべきだと考えます。 コロナの中、利用控えによる給付に不用額が出たとのことです。これにより介護給付費準備基金は3年間で取り崩す計画ですが、初年度の令和3年度は、逆に2億6,540万7,000円積み増す結果となりました。何らかの負担軽減は可能だったと考えます。新型コロナの影響は続いています。負担軽減策を求めます。 ○議長(青山耕三) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第49号に対する討論を終結します。 これより議案第49号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第49号、令和3年度日進市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり可決されました。 これより議案第50号、令和3年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから議案第52号、令和3年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの各議案について、一括して討論に入ります。 各議案に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第50号から議案第52号までの各議案に対する討論を終結します。 これより議案第50号から議案第52号までの各議案を一括して採決します。 各議案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 各議案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第50号、令和3年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第51号、令和3年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第52号、令和3年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての各議案は、原案のとおり可決されました。 これより議案第53号、令和3年度日進市下水道事業会計の利益の処分及び決算の認定についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ごとうみき議員。 ◆7番(ごとうみき) 反対の立場で討論いたします。 取付管工事の市民負担増があり、これは認められません。 2020年度から2021年度に市街化調整区域の100ミリ管の後づけで2,600円の値上げなど、取付管工事の市民負担増が毎年のように行われてきました。10年前と比較すると、市街化調整区域の100ミリ管で、先付が2万6,300円の増、後付では11万5,500円の増額とのことです。下水道への接続は、取付管工事費用と合わせて、住宅敷地内の管工事など多額の費用がかかります。市として接続を推進する立場なら、市民負担増ではなく、負担軽減こそ必要ではなかったでしょうか。 また、日進市は、公契約条例を制定しました。管路建設、管路改良の工事に際して、多くの労働者が関わってくださっています。現場の労働者に最低賃金以上の時給が支払われているかどうかは、個別具体的には把握していないという答弁でしたが、今後は把握するよう申し上げて、討論といたします。 ○議長(青山耕三) 次に、小野田利信議員。 ◆12番(小野田利信) 会派を代表して、賛成の立場で討論します。 これは、令和3年度予算が適正に執行されたかの審査であります。公営企業会計での経営健全化基準の資金不足比率の判断は20%を基準としているのにゼロ、資金不足はないとのことであります。これは、下水道事業会計が公営企業会計で独立採算制が強くなり、分かりやすい指標で判断できます。 取付管工事費が例年高いとの討論があるが、取付管工事費も物価高の影響を受けて値上がり、また、そこで働いている方々の生活もあり、世の常であります。取付管工事費が高いのであれば、予算審議のときに工事費を提示するのが務めではないでしょうか。下水道事業も健全運営されたことに賛成とします。 ○議長(青山耕三) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第53号に対する討論を終結します。 これより議案第53号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第53号、令和3年度日進市下水道事業会計の利益の処分及び決算の認定については、原案のとおり可決されました。 これより議案第54号、日進市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 白井えり子議員。 ◆3番(白井えり子) 議案第54号、日進市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、賛成の立場から発言します。 これは、人事院勧告に伴い、国家公務員の妊娠、出産、育児に係る休暇制度が変わり、本市でも令和4年3月議会で条例改正をしました。いわゆる産後パパ育休で、通常の育休、産後パパ育休と併用すれば、子どもが1歳になるまでに育休を分割して最大4回取れ、夫婦交代で取ることができるようになるものですが、まさに、この10月1日から実際に始まっていきます。 今回、正規職員だけでなく、本市の500名近い会計年度職員もその対象になるという条例改正です。男性も育休が分割して取れることと、条例に直接の文言はありませんが、規則の中に、第15条8の2に妊娠に至る前の不妊治療の特別休暇についても今回明文化されていることが特に重要です。 最近は、望まれてもなかなか妊娠に至らず、悩まれている御夫婦も多いと言われます。本市の出産状況でも、令和2年度約24%、令和3年度約28%の第1子のお子さんが、何らかの不妊治療の末生まれています。今回、規則にはうたわれたものの、不妊治療と仕事の両立は大変な御苦労があると思います。職場研修を一層丁寧に行っていただき、この産後パパ育休、不妊治療休暇制度が有効に使われるよう願って賛成といたします。 ○議長(青山耕三) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第54号に対する討論を終結します。 これより議案第54号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第54号、日進市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第55号、日進市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、山根みちよ議員。 ◆9番(山根みちよ) 反対の立場から討論いたします。 今回、この55号は、選挙運動用自動車の使用並びに選挙運動用ポスター及び選挙運動用ビラの作成に要する経費に係る公営の限度額を引き上げるという条例改正なんですが、地方財政法第4条で、地方公共団体の経費は、その目的を達成するための必要且つ最少の限度をこえて、これを支出してはならない、また、地方自治法の2条14項、税金を使うものは、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならないというふうにあります。選挙に関しても、執行機関は、これらの法を遵守すべきです。無駄に公費の支出を増やすようなことがあってはならないと思います。 とりわけ燃料費に関しましては、平成27年、31年ともに利用したのは、たった4人のみです。運用からも実績からも時代に合っていないのではと思います。 さらに、ポスター代ですが、実績から見ると、平成27年、1人当たりが15万8,334円、平成31年が1人当たり21万4,700円で、これは企画、印刷費合わせた値段ですけれども、こうした実績から見ると、この限度額を引き上げる必要はないと考えます。市民に過度な増税を負担させるようなことがあってはならない。据置きで十分だと考えます。 以上をもって反対討論といたします。 ○議長(青山耕三) 次に、川嶋恵美議員。 ◆14番(川嶋恵美) 議案第55号に対して、賛成の立場で討論いたします。 今回の条例の一部改正は、最近における物価の変動に鑑み、令和4年4月の公職選挙法施行令の改正により、衆議院議員及び参議院議員の選挙における選挙運動に関し、選挙運動用の使用等の公営に要する限度額を引き上げられたことに伴い、市の議会の議員及び長の選挙におけるものについても同様に引き上げるものです。 日進市では、平成22年度から、選挙運動用ポスターの作成企画費について、施行令の額とは異なる市独自の額としています。それ以降、施行令の額が訂正されたときは、その額の増減率分だけ増減させることとしています。ダイバーシティー、多様性やSDGs、持続可能な開発目標など、社会の多様性が重視されてきているのは議会にとっても重要と考えます。 そもそも多様性は議会の生命線であり、議会の存在意義は、多様性に基づく公開と討論にあると思います。総務文教委員会で示された平成31年度公営実績の表を見ますと、公費申請をしているものは人それぞれであり、申請できるからといって、全員が全ての項目で申請しているものではありません。議会の多様性を阻害する要因の1つに議員の成り手不足問題があり、議会議員に魅力を感じない、低い議員報酬などの条件が悪いといった要因も1つあります。 先ほど申し上げたように、今回の引上げは、物価の変動に鑑み、同様に引き上げるものであり、誰でも挑戦できる要因の1つになると思います。 以上のことからこの議案に賛成いたします。 ○議長(青山耕三) 次に、舟橋よしえ議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 議案第55号について、会派を代表して、反対の立場で発言いたします。 本議案は、選挙運動用自動車のレンタル代と燃料費、選挙用ポスター作成費用、選挙運動用ビラ作成費用の4つの経費について、国政選挙の限度額の引上げに準じて市も条例改正しようというものです。 選挙に係る経費の一部を公費で賄うという選挙公営制度は、立候補のハードルを下げ、より多くの人がチャレンジしてみようということにつながりますので、この制度そのものは必要なものであると考えます。 しかし、公営の限度額については実態に即したものでなければなりません。今回、総務文教委員会において、平成31年4月に行われた日進市長選挙、日進市議会議員選挙における公営実績を資料請求しました。そこから分かったことは、選挙運動用自動車のレンタル代については、1日当たりの限度額1万5,800円に対して、選挙公営を請求した市議会議員立候補者のうちの選挙公営を請求した19人の平均は9,081円であり、平均以下の候補者は13人いました。また、燃料費は最も高い請求額が1日当たり2,017円であり、限度額7,560円の3分の1にも満たない金額でした。 日進市の面積がそれほど広くないことから、選挙期間中に走行する距離には限りがあり、このような結果になっています。そして、ポスター作成費用は1枚当たりの請求額が378円から限度額いっぱいの1,829円まで、候補者によって大きな開きがあることが分かりました。 選挙運動用ビラについては、初めて選挙公営の対象になったこともあり、1枚当たり7円2銭から限度額いっぱいの7円51銭までそれほど大きな開きはありませんでした。 また、本市では、2008年に日進市の議会議員及び長の選挙の公営費用の過払金の返還に関する住民監査請求が市民団体から提出され、結果こそ棄却ではありましたが、そこに付記された意見がきっかけとなって、ポスター作成費用の限度額を引き下げる条例改正が議員提案によりなされました。選挙公営には市民からの厳しい目が注がれていることを忘れてはなりません。 以上のことから、国政選挙の限度額が引き上げられたからといって、本市でも引き上げなければならないということはないと考えます。よって、本議案には反対いたします。 ○議長(青山耕三) 次に、水野たかはる議員。 ◆6番(水野たかはる) 議案第55号について、賛成の立場で討論いたします。 今回の条例改正につきましては、昨今における物価の変動等を鑑み、令和4年4月に公職選挙法施行令が改正され、国政選挙における公費負担額が引き上げられたことに伴い、国政選挙に準じて条例で定めることとされる選挙運動用自動車の使用、選挙運動用ビラの作成、選挙運動用ポスターの作成の公営に要する経費についての限度額を引き上げるものです。 引上げの背景として、公職選挙法施行令に規定する公営単価については、3年に一度の参議院議員通常選挙の年に、その基準額の見直しを行うことを通例としており、昨今における物価の変動や、令和元年10月に施行されました消費税の8%から10%への増税等を踏まえて見直しがされたものです。 そもそも選挙公営制度は、候補者の個人の資金力の違いにかかわらず、志を持つ者が等しく選挙運動ができるように、立候補と選挙運動の機会均等を図るためのものでございます。今回の改正は、実体経済にかなった適正額であること、また、立候補と選挙運動の機会均等を担保するものとして妥当であると考え、賛成討論といたします。 ○議長(青山耕三) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第55号に対する討論を終結します。 これより議案第55号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第55号、日進市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、ただいまから11時00分まで休憩します。     午前10時50分 休憩-----------------------------------     午前11時00分 再開 ○議長(青山耕三) 会議を再開します。 これより議案第56号、日進市道路占用料条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第56号に対する討論を終結します。 これより議案第56号を採決します。 本案に対する市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第56号、日進市道路占用料条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第57号、日進市公共用物管理条例及び日進市準用河川占用料条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第57号に対する討論を終結します。 これより議案第57号を採決します。 本案に対する市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第57号、日進市公共用物管理条例及び日進市準用河川占用料条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第58号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第5号)についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ごとうみき議員。 ◆7番(ごとうみき) 反対の立場で討論いたします。 自動運転バスについてのことにのみ特化して反対いたします。 そもそも自動運転バスそのものには私は反対いたしませんが、今の日進市にとって、補正対応までして必要な事業かという点で疑問が残ります。 市民建設委員会で、10月に自動運転バスの試乗を含めた行政視察に行きますが、全国的にもまだ珍しい取組であり、議会としても十分な審議をするための情報を持ち合わせていません。私は、この視察も契機に、1年かけて学び、議論し、それで必要との結論に達してから当初予算での計上でもよかったのではないかというふうに思います。 質疑の中で、補助金の採択を条件として実施するとの答弁がありましたが、これは市民からの必要性ではなく、補助金ありきの事業としての考えが先行していて、いかがなものかということを申し上げます。 まず、その点では、自動運転バスについて十分に検証がなされていない点です。特に安全面が心配です。運転士さんがいなくて、遠隔操作での対応とのことですが、もし万が一に事故が起こった場合の責任は誰が取るのか。この間、空港やパラリンピックなどの選手村での自動運転バスの事故などを検証して、日進市内を走行することにどういうふうな改善などが含まれているのかという点もまだまだ不明瞭です。 また、実証実験エリアの場所は未定とのことですが、そのエリアで本当に安全に運行できるのか、道路や周辺状況を撮影し、データ化するとのことですが、これは個人情報保護の観点は守られるのかという点、フランスから輸入するバス購入代金が本当に妥当なのかという点や、バスの車両は誰が管理し、どこを車庫にしておくのかなど、まだまだ分からないことがたくさんあります。 また、対象エリアの方々、市民の理解はどうかとの質疑に、市は、5月に開催したシンポジウムで自動運転バスについて紹介したこと、対象エリアの方は、公共交通の組合せで便利な利用になるとの答弁でした。しかし、まだ、そもそも実験対象エリアも決まっていない段階です。この5月のシンポジウムにどれだけの対象エリアの方々の参加があったのでしょうか。この点でも十分な検証、市民的な議論がなされていないと申し上げざるを得ません。 そして今、移動政策室を含めてすべきは、くるりんばすの改善に力を注ぐべきだということです。くるりんばすの再編に向けて、地域相談会や意見募集をしている真っ最中です。また、10月からは、デマンドタクシーの実証実験も始まります。この2つに関しては、当初予算からの事業であり、市民の皆さんの要望でもあります。2022年度は、ここに力を集中すべきであると申し上げて討論といたします。 ○議長(青山耕三) 次に、川嶋恵美議員。 ◆14番(川嶋恵美) 議案第58号について、賛成の立場で討論させていただきます。 まず、議会費では、議会会議用タブレット端末導入において、議会でも議論し、メリットが大きいことから導入を決定し、これに必要な予算が組まれていること、物価高騰により必要な光熱水費が追加補正されていること、マイナポイント支援委託事業は、マイナンバーカードの普及は必要書類がコンビニ等で取得できるなど、市民の方にとっても今後ますます便利になり、マイナポイントで消費喚起、物価高対策としても有効な施策ですから、マイナポイント申請支援が必要な方に対応できるようになることは大きな意味を持つ補正予算だと思います。 そして、自動運転バス実証実験委託料は、国が2025年度までに50カ所の自動運転実施場所を目標としており、今回、実証調査事業に応募したことにより日進市が選考されたものです。近い将来、日本で自動運転のサービスが増えるであろう事業に、インフラ整備の一環としてデータ収集に係る費用負担を間接補助されるもので、環境整備がされることは日進市にとってもメリットがあると考えます。自動運転バスについては、警察や国土交通省などの関係各所の許可が下りなければできないことで、安全が確保されて実施されるものであると考えます。 そのほかにも、子宮頸がんワクチンのキャッチアップ分の追加予算、小中学校における普通教室増加に伴う整備や学区変更における机や椅子の購入費用も盛り込まれておりますことから、速やかに予算を確保して、実施に向けて準備ができるよう、本補正予算案に賛成いたします。 ○議長(青山耕三) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案58号に対する討論を終結します。 これより議案58号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第58号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決されました。 これより議案第59号、令和4年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてから議案第64号、令和4年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの各議案について、一括して討論に入ります。 各議案に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第59号から議案第64号までの各議案に対する討論を終結します。 これより議案第59号から議案第64号までの各議案を一括して採決します。 各議案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 各議案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第59号、令和4年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第60号、令和4年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、議案第61号、令和4年度日進市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、議案第62号、令和4年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第63号、令和4年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第64号、令和4年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)についての各議案は、原案のとおり可決されました。 これより議案第65号、物品購入契約の締結について(令和4年度職員用パソコン購入)の討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第65号に対する討論を終結します。 これより議案第65号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第65号、物品購入契約の締結について(令和4年度職員用パソコン購入)は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第2、議案第68号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第6号)についてを議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案第68号について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案させていただきました議案第68号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 本議案につきましては、地方自治法の規定に基づき、令和4年度日進市一般会計補正予算(第6号)について、承認をお願いするものでございます。歳入歳出にそれぞれ7億2,577万2,000円を追加いたしまして、予算総額を305億420万6,000円にしようとするものでございます。 なお、議案の詳細につきましては、部長より説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 議案第68号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第6号)について、詳細について御説明申し上げます。 今回の補正予算でございますが、円滑な事業実施、市民へのサービスの提供が必要な事業に係る予算を計上しているものとなります。 それでは、内容について、予算書に従って御説明申し上げます。 初めに、1ページ、歳入でございます。 15款国庫支出金は6億2,736万5,000円の増額で、新型コロナウイルスワクチン接種対策費及び接種体制確保事業、それに、臨時特別給付金給付の事業及び事務への助成となります。 16款県支出金は1,552万2,000円の増額で、高齢者インフルエンザ予防接種補助金事業となります。 19款繰入金は8,288万5,000円の増額で、財政調整基金からの繰入金となります。 続きまして、2ページ、歳出でございます。 3款民生費は4億2,150万1,000円の増額で、国の電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金及び日進市独自の第2回にっしんくらし応援給付金、にっしんひとり親世帯応援給付金支給事業となります。 4款衛生費でございます。3億427万1,000円の増額で、高齢者のインフルエンザ予防接種推進事業及びオミクロン株対応新型コロナワクチン接種事業となります。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより議案の委員会付託を行います。 議案第68号は、予算決算委員会に付託します。 直ちに議場で予算決算委員会を開いていただき、議案の審査をお願いします。 ただいまから暫時休憩します。     午前11時15分 休憩-----------------------------------     午後1時30分 再開 ○議長(青山耕三) 会議を再開します。 この際、予算決算委員長より審査結果の報告を求めます。 予算決算委員会 福安委員長。     〔予算決算委員会 福安淳也委員長登壇〕 ◆予算決算委員会福安淳也委員長) 議長の御指名がございましたので、予算決算委員会の審査結果を御報告いたします。 議案第68号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第6号)については、説明を省略し、質疑応答が交わされました。 その後、討論を求めるもなく、採決の結果は全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、予算決算委員会の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 以上で報告を終わります。 ただいまの予算決算委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、予算決算委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第68号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第6号)についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第68号に対する討論を終結します。 これより議案第68号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第68号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第6号)については、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第3、意見書案第2号、養護教諭の複数配置を求める意見書を議題とします。 意見書案は、お手元に配付したとおりです。 意見書案について、提案説明を求めます。 説明者、小野田利信議員。     〔12番 小野田利信登壇〕 ◆12番(小野田利信) 議長の御指名がありましたので、意見書案第2号、養護教諭の複数配置を求める意見書について、意見書の朗読をもって提案説明とさせていただきますので、よろしくお願いします。 現在の複雑な社会で育つ子どもたちの「心と体の健康」を保障するためには、学校現場を現代に適合した状態にする必要があります。 昨年3月改正義務教育標準法が成立し、令和7年度までに、全ての公立小学校において、35人学級を実現することになりました。また、今年度から小学校高学年における教科担任制が導入され、加配措置が行われています。 これらの施策が、きめ細かな教育につながり、教育現場の改善が大きく前進しました。 しかし、最も是正すべき養護教諭の定数への言及はありませんでした。昨今の学校現場において、一番負担が増えているのは養護教諭です。増加している不登校・発達障がい・アレルギー疾患などの児童・生徒への対応に追われているのが現実です。保護者対応も困難を極めています。その上、インフルエンザや新型コロナウイルスのような感染症が流行し、個々の対応や書類の発行などで、更に多忙になっていくのです。 学校現場において、養護教諭がゆとりをもって職務に専念し、子どもたちの安心安全な環境を確保するため、下記の事項について早急に取り組むことを強く要望します。 1、養護教諭の複数配置基準を、現在の小学校851人以上・中学校801人以上から、小中学校ともに631人以上に引き下げること。 2、心身の健康への対応のため、養護教諭の加配措置の拡大を早期に行うこと。 なお、今回の意見書は、昨年の12月に提出した意見書に比べ、2点変更しています。 1点目は、養護教諭の複数配置の基準引下げを求める意見書であったものを、養護教諭の複数配置を求める意見書に変更したことです。前回までの複数配置の基準引下げに加え、即効性のある加配措置の拡大を早期に行ってもらうための変更です。そのために、記書きに、心身の健康への対応のため、養護教諭の加配措置の拡大を早期に行うことという項目を付け加えました。 2点目は、配置基準の要求を市の教育委員会の要求に合わせ、601人以上としていたものを、小学校が35人学級になることに伴い、法律に基づいて、631人以上とするものです。 学校教育法施行令施行規則第41条には、小学校の学級数は18学級以下を標準とするとあります。これは中学校にも適用されます。このことから、1学校の最大人数は35人掛ける18学級で、630人となります。それを超える631人は、当然、2名の養護教諭をつけるべきであるという考えに基づくものであります。 以上、2点の変更点を踏まえ、養護教諭がよりよい環境で職務に専念し、子どもたちの安心・安全な環境を確保するため、強く要望するものです。 以上で提案説明といたします。議員各位の御賛同よろしくお願いします。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより意見書案の質疑に入ります。 意見書案第2号について、質疑を許します。質疑はありませんか。 山根議員。 ◆9番(山根みちよ) お願いいたします。 日進市議会は、2年続けて養護教員の複数配置を求める意見書を出そうとしております。実際、現場で求められているだろうと推測いたします。 しかしながら、さきの6月議会で、本市における教員不足が顕著になり、小中合わせて70人弱の教員が不足している実態が明らかになっております。通知表、美術の成績なし、代理教員探せずと大きく新聞にも載りました。執行部からは、代替教員は全く見つからないという答弁もあり、非正規の臨時的任用教員を当てようにもどうしようもなかったということです。中学校における少人数学級の推進や教職員定数改善計画はいまだ示されていない状況です。 このような背景を持った日進市の中で、本市が養護教員の複数配置を求める意見書提出には、ことさら提出者の強い思いがあったと思います。具体的に、現場でどのような現象があり、保健の現場でどのような課題があったのか、ぜひ提出者の動機の本になったことをお答えいただきたいと思います。 ○議長(青山耕三) 答弁者、小野田議員。 ◆12番(小野田利信) 具体的にどのような現象があったとのことでございますが、意見書案にも書いてありますように、ちょうど中頃だと思います。復唱させていただきます。 増加している不登校・発達障がい・アレルギー疾患などの児童・生徒への対応に追われているのが現実ですというところでございます。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて意見書案第2号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています意見書案第2号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、意見書案第2号については委員会付託を省略することに決しました。 これより意見書案第2号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて意見書案第2号に対する討論を終結します。 これより意見書案第2号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、意見書案第2号、養護教諭の複数配置を求める意見書は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第4、意見書案第3号、安倍元首相の国葬実施に抗議する意見書を議題とします。 意見書案は、お手元に配付したとおりです。 意見書案について、提案説明を求めます。 説明者、舟橋よしえ議員。     〔2番 舟橋よしえ登壇〕 ◆2番(舟橋よしえ) 議長から指名されましたので、意見書案第3号について、提出者5名を代表して、私から提案説明をさせていただきます。 国民の意見が分かれる中、安倍元首相の国葬が昨日実施をされました。 私たちは、これまで日進市内においても、国葬に反対という意思表示を示したいというふうで、スタンディングや集会等、実施をされてきた市民の皆さんと同じ思いで、議会人として、昨日実施はされましたけれども、国葬実施に抗議をするという、その意思表示を意見書という形でやはり示したい、その思いで提出をいたしました。 今から、この意見書案を朗読させていただきます。 意見書案第3号、安倍元首相の国葬実施に抗議する意見書。 岸田政権は、安倍晋三元首相の国葬を9月27日に日本武道館で実施しました。 実施前のNHKをはじめとする各局、新聞各紙の世論調査では国葬反対の声が賛成を上回っていました。国民の納得が得られていない中での実施は行うべきではありませんでした。 そもそも、国葬に明確な法的根拠がないもとで、国会審議も経ず、閣議決定のみで約16億6千万円もの費用を全額国費で予備費から賄うとして実施したことは、許されるものではありません。これは、財政民主主義及び国会の軽視そのものと言えます。 また、国葬は、安倍元首相に対する政府の「評価」を、広く一般国民にも同調を求めることに等しく、国家が一方的な評価、価値観を国民に強いることになり、国民の自由な判断を封じることに繋がりかねません。 多くの国民が日本各地で、そして日進市内でも繰り返し反対の声を挙げてきました。安倍元首相への評価は、主権者である国民一人ひとりが自らの意思で判断することです。国葬実施は、憲法19条の個人の思想・良心の自由に違反する行為であり、国民の多くが反対を表明する中で実施を強行したことは、断じて許せません。 以上の理由により、安倍元首相の国葬実施に強く抗議します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 以上です。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより意見書案の質疑に入ります。 意見書案第3号について質疑を許します。 質疑はありませんか。 大橋議員。 ◆16番(大橋ゆうすけ) 事前に頂いておりました意見書の内容と今の御説明を伺う限り、この国葬を行うべきではなかったとする根拠は、テレビ、新聞の世論調査で反対が多いから、また、多くの国民が日進市内でも繰り返し反対の声を上げてきたということでありました。 これ自体が、まず、本当にそうなのかなと、調査の仕方や世代、情報の発信元や媒体によっては様々な結果が示されているんだろうというふうに思います。私の周りだけの意見になってしまって申し訳ないんですけれども、事前にこの意見書の内容につきましても、市民の方々に少し伺ってきた御意見がございます。 その中では、実際にこうして上げられた声というのを耳にされた方というのがいなかった、また、声を上げられているその場面というのを目にされている方というのも一人もおりませんでした。 また、日進市内において、繰り返しこうした反対の声を上げているのは、市議会の共産党議員と市民派議員が中心となっているように見える、多くの市民とは思えないといった声も寄せられております。 そして、昨日、たまたまお話をした大学生の女の子がいたんですけれども、私たちの周りでは、これまでの動きを見て評価をしている意見が多く、安倍ちゃんと親しみを持って呼んでいるということでもありました。全国で反対の声を上げている人には、当日においても静かにしていてほしかったし、様々な思いを持って弔っている方々の気持ちを妨げたり、踏みにじるようなことをしてほしくなかったというふうにこの子は語っておりました。 意見書は、市民を代表して代弁する、日進市議会として提出することになるわけですが、市民約9万3,500人、この思いというのを意見書提出前にどのように把握をされてきたのか、また、その結果についてはどうであったのかというところについて、お伺いをいたします。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 市民全員にアンケート等を取ったわけではもちろんありません。私たちがこの意見書を上げようと判断したのは、何より世論調査の結果がやはり大きいです。日本の中で、様々なメディアが世論調査を行い、その結果が反対を上回っている実情がある、それが日進だけは違うということではなく、日進においてもそれは言えることであろうというふうに私たちは判断をいたしました。 ただ、私が先ほど、市内各地でスタンディングや集会等を行っているところを目にしたことがないというふうには言われましたが、それは確かに、なかなかその場面に出会うことはないかもしれませんけれども、実際やられてきたことは事実です。これは質問に対するあれではないですね、失礼をいたしました。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑はありませんか。 渡邊議員。 ◆13番(渡邊明子) 昨日、安倍元総理の国葬が、東京千代田区の日本橋武道館で、秋篠宮様御夫妻をはじめ、国内外から4,138人が列席して、しめやかに執り行われました。会場近くの九段坂公園に設けられた献花台には長蛇の列ができ、一時、約3キロ離れた四ツ谷駅付近まで献花を待つ人が続きました。 意見書には、安倍元首相の国葬実施に強く抗議するとあります、であるならば、国葬実施前にこの意見書が届くようにすべきと考えます。しかし、そのための努力は一切見受けられませんでした。それはなぜですか。何か理由があればお聞かせください。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 渡邊議員が言われますように、本来であれば、国葬を実施する前に、議長に本会議開催をお願いし、中止を求める意見書を提出するということも考えるべきであった、それは確かにその考えもあろうかと思います。5人の中で、日進市議会の開会中に意見書だけを審査するために本会議を開いたという前例がないのではないかというふうに考えまして、その努力をしなかったという点は認めます。 ただ、その上で、もう国葬は終わっている、この今日、実施に対して抗議するという内容の意見書を上げることはどうなのかということは、やはり5人でも話し合いました。鎌倉市議会や国立市議会や葉山町議会、日本の中の議会からの意見書も幾つか上がってきました。それは、もちろん中止を求める、反対するという内容の意見書でしたが、それであっても、また、国民の意見が二分する中、岸田首相は、特に最初に計画したとおり、お金がたくさん、当初の2億2,000万円よりも16億6,000万円かかるということは明らかにされましたが、内容を特に変えることはなく、国民から、決定のプロセスがあまりにも国会軽視ではないか等、いろいろ意見が寄せられる中でも実施をされてしまったという部分については、終わっていますけれども、私たちは抗議をするというのは意義がある、私たちはそう考えたんです。抗議をすることで、それはやはり検証にもつながるだろうというふうに考えました。 ○議長(青山耕三) 渡邊議員。 ◆13番(渡邊明子) 意見書を必ず上げたいという意思があるのならば、少なくとも事前に、各議員の方に意見書の案を示して説得していくのが筋だと思います。それが、おとといの会派代表者会議の朝に急に提出をされて、事前には一切分かりませんでした。かろうじて私は会派代表であったので、その会議の席上でこの意見書案を拝見することができましたということで、全く誠意というかな、情熱というか、数が少なくて出せないというのは分かるにしても、努力が一切見受けられなかったというのは確かな事実でございます。 次の質問、ちょっと長いんですが、質問要旨は最後にまとめて端的に申し上げますので、しばらく御辛抱ください。 岸田文雄首相は、安倍元首相の国葬出席のため来日した各国首脳らと積極的に会談を重ねています。インドのモディ首相とは、過剰融資で途上国に利益を広げる中国を念頭に、透明で公正な開発金融推進で連携する方針を確認し、オーストラリアのアルバニージー氏と、安倍元首相が提唱した自由で開かれたインド太平洋構想実現を目指すことを申し合わせました。 安倍元首相と親交が深かったモディ首相は、安倍氏の下で日印関係は新たな次元に入ったと語り、関係の深化を図る意図を表明しました。日豪首脳は、安全保障や資源エネルギーの安定供給について協力を進めることで合意しました。中国が覇権拡大を狙う太平洋島嶼国情勢も取り上げ、連携強化を確認しました。 このほか、パプアニューギニアのマラペ首相やEUのミシェル大統領、シンガポールのリー・シェンロン首相、ヨルダンのアブドッラー国王、豪州のハワード、アボット、ターンブル各首相やフランスのサルコジ元大統領等、今回の国葬で来日された各国のリーダーとの弔問外交を積極的に展開され、世界の平和と日本の国民の生活を守るために全力で取り組まれております。 そこでお尋ねいたします。 この意見書を提出することによって、日進市民にどのようなメリットがありますか、お答えください。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 意見書を提出することによって、日進市民にどのような利点というか、よいことがあるのかということですけれども、最初に申し上げましたように、この国葬実施については、賛成と反対が大きく分かれておりますので、全ての市民の皆さんにというわけにはなかなかいかない部分はありますけれども、私たち5人の中では、反対という声が過半数を超えているという、もちろん日進市の中でそれを調査したわけではありませんけれども、日本の国の中で反対という声が過半数を超えているという状況の中で、日進市においてもそうであろうと考え、日進市の中で反対とお考えの皆さんにとっては、市議会において意見書を提出し、この場で議会が審査をするということは、この審査そのものに意義があり、できることならばこれを通して国の方に出したいと、今この審査をすることが、まず、大きなことでありますし、私たちは、市民の代表としてという意味で、議会人として、ここに提出をした、そういうことです。 市民の皆さんがインターネット等、あるいは録画中継等でこの本会議を御覧になるでしょうから、全ての市民の皆さんにというわけではないですけれども、しかし、賛同いただける市民の方は多いと、そう考えて、私たちは提出をいたしました。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑、意見は。 渡邊議員。     〔「2回までじゃないの」と呼ぶ者あり〕 ◆13番(渡邊明子) メリットについてをお尋ねしたので、答弁漏れです。答弁してください。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 答弁漏れということですので、渡邊議員の2回目の私が答弁漏れだった点について、メリットということですね。それは、私は答えたつもりですが、日進市民全員に対してのメリットはないけれども、反対とお考えになっているであろう半数以上の市民の皆さんにとっては、この意見書を提出することそのものがメリットになると考えました。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑、意見はありませんか。 萩野議員。 ◆19番(萩野勝) 大橋議員、渡邊議員の説明者の回答の中に、日本の世論(セロン)に反対が多いからということで、日進市もそうであろうという推論の下にこの意見書を出したということを今おっしゃいました。日進市の市民を代表する日進市議会議員が、そういう曖昧なことでこういう意見書を出すというのは、どういうお考えの下でおっしゃったのか、お聞かせください。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 萩野議員の質問にお答えをいたします。 世論調査の結果を曖昧、それはすなわち、日進市に当てはまるのかどうかは明らかではないから、その曖昧な根拠から出すのはいかがかというふうに御指摘があったのかと思います。 私たちは、その世論調査が1社だけではなく、かなり複数の調査をしても反対の方が上回っているという状況、そして、実際のところ、市民の皆さんお一人お一人に聞くというわけではありませんし、意見が、日本の中で二分をしているという状況ですから、その二分している中で出すことがどうなのかというのは、確かに意見は分かれるところであろうというふうには思います。 思いますけれども、しかし、この国葬実施に関しては、その決定プロセスがあまりにも私は許せない部分がある、その部分は同意がいただけるものと思って出しています。その曖昧なという部分については、世論調査の捉え方で、やはり意見が分かれるのかなというふうに思いますが、私たちは決して曖昧とは考えずに提出をさせていただいております。 ○議長(青山耕三) 萩野議員。 ◆19番(萩野勝) ちょっと私の質問に対する回答とずれているような気がするんですが、日頃、会派代表者会議の傍聴の席でもお聞きしましたが、我々は日進市民の声を代表して、議会議員として日頃行動しているということを度々おっしゃいます。それが、この意見書に関しては、なぜか世論(セロン)のいろいろな世論(セロン)調査を基にした意見書というのは、日頃のおっしゃっていることと甚だしくずれているような気がいたします。その辺について御回答ください。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) その点、十分に答弁になっていなかった点はちょっとおわびをします。 全く聞いていないわけではありません。様々な活動の中で私たち5人が接する人たちに、どうだろうかという部分ではお聞きをした上で、この意見書は提出をしています。ただ、その数は限られていたという部分は否めませんけれども、それが事実としてお受け取りください。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑、意見。 宮田議員。 ◆17番(宮田康之) 意見書の中に、憲法第19条、個人の思想・良心の自由に違反する行為である、こういった文言がございますけれども、これは私個人としては、この意見書には到底賛同できるわけではありませんが、前回の会代の中でも言われておりましたけれども、決して国葬自体を国や市の方が議員や市民に強制するものではない、この辺は良心、思想の自由であるということであったんですが、これを逆に、この意見書に、我々議員にも署名をしろと、逆に言いますと、我々は思想、良心の自由があるので、とてもじゃないんですが、これを署名することなどはできないわけなんですが、それ承知の上で、あえてまたこの意見書をここで出して、賛同しろということだと思うんですけれども、これに我々議員が署名をすると本気でお思いで出されているんでしょうか。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) まず、憲法19条を今、意見書案の中に書かせていただいた部分は、国葬というものを政府主催で行うということが、たとえ岸田首相は弔意を求めない、黙祷も求めないと言ったとしても、国葬という行為そのものが、それは受け取る人によって、やはりやった方がいいというふうになるのではないかという部分での19条に違反する行為ではないかというふうに考えました。 そして、議員の皆さんに賛同をお願いしている部分については、当然、意見書案ですから、この議場の場で過半数の賛成がないことには、この意見書案は国に提出ができません。憲法19条が規定しているのは、賛同すればサインをするという、自分の意思でそれによいと思えば、あなたの意思は尊重しましょうということですから、私たちは、賛同いただける方に、ぜひこの意見書案には賛成をいただきたいという、その思いです。ですから、賛成できないという方にまで無理強いは決してしません。ただ、意見書案ですから、皆さんに賛同いただきたいという思いはやはり強くは持っています。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑、意見。 大川議員。 ◆4番(大川博) 正直、賢明な舟橋議員が、このようなタイミングで、こんな意見書を出すというのは、ちょっと残念で仕方がありません。僕は3年半議員をやってきて、舟橋議員というのは、賢明な考え方をされて、タイミングには特に気を配ってきた方だなと思っていますので、ちょっと驚きもあるんです。 まず、第一に、憲法違反であるって断言しましたよね。今、憲法違反かどうかは、いろんな学者が議論していますよね。議論の最中に、まさか5人で憲法違反であると決めたわけじゃないですよね。誰が決めたんですか。それが第1点。 2つ目。萩野議員があえてセロン調査という言い方をしました。これ、ヨロン調査じゃないんです。セロン調査ですよね。だから、これは非常に流れやすいものです。皆さんも御覧になって分かってみえると思いますが、安倍首相が銃弾に倒れたとき、その二、三週間は、恐らく国葬という流れで、反対する人はほとんどいませんでした。 ところが、統一教会問題が異常に盛り上がって、一気に世論(セロン)が変わりました。そして、正直、昨日の菅前首相の追悼の辞、あれを国民全員が聞いたら、恐らく世論(セロン)はまた変わってくると思います。それぐらい世論(セロン)というものは風のように流れるものです。 ですので、このタイミングでやるというのは、非常に違和感があると舟橋議員なら分かるはずです。なぜこのタイミングでやったんですか。2点お願いします。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) まず、1点目。憲法違反と書かれているけれども、それは何がそうなのかという点ですが、私は、日本の国は、憲法に国民主権ということがはっきりと書かれています。法的根拠がなく、そして、国会での審査も経ず、閣議決定だけでこの国葬実施が決められたという部分、国民主権の日本でありながらという部分の憲法違反、そして、先ほどもあった個人の思想、良心の自由を保障している憲法19条に、国葬という形で実施するがゆえに、そこの自由を強制することにつながりかねないという部分の憲法違反があるというふうに考えます。 そして、2点目の、このタイミングでという点ですけれども、それは、この意見書案を提出して様々な議員から御質疑をいただいて答えている中で、かなり話してきている部分はあると思いますけれども、今日本会議が開かれることはあらかじめ分かっていました。今日という日は、前日の日に国葬が実施をされるということも分かっていました。その日程の中で、非常に様々悩みながら、この翌日に出すことの意義、最初は本当に悩みましたけれども、今は、実施を経まして、私たちは、出すことは大いに意義があると思っています。憲法違反であるし、とにかく、このようなことを許してはいけないという強い思いがあるからです。翌日に本会議が開かれているのであれば、これは、何としても、この意見書は通して国に送りたいとの強い思いです。 ○議長(青山耕三) 大川議員。 ◆4番(大川博) 質問の回答になってないものですから、僕が聞いたのは誰が決めたのかと言ったんです。いいですか。言い切った以上は、それを判断した人がいるわけですよね。それが、舟橋議員そのものが決定したのかどうかをちょっと聞かせてください。 あと、もう一点。もう一回言いますが、例えばオリンピック、あれはよかったかどうか。今また世論(セロン)調査をしたら変わりますよね、きっと。そういう中で、まだいろんなものが審査されてない中で、なぜわざわざ昨日行われたことに対して、その次の日である日に抗議文を出さなきゃいけないんですか。もう少し審査するべきでしょう、せめて出すにしてもね。それはなぜこんなに急ぐ必要があったんですか。理由になってないので、もう一度お答えください。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 憲法違反であることを誰が決めたのかという部分ですけれども、この文面については、5人で相談をして、この意見書案をまとめました。憲法違反という部分については、大川議員が言われたように、学者の中でも確かに意見は分かれているかもしれません。私たちは、それぞれに憲法違反だと言っている識者の皆さんの主張を、そのところはやはり納得をし、また、先ほど申し上げたように、国民がないがしろにされているのではないかという部分、憲法19条に違反しているのではないかという部分については、非常に思うところはありますので、識者の皆さんの意見も参考にしながら、5人の提出者は、憲法違反と言えるねというふうで判断はいたしております。 そして、今日出さなければならないのはどういうことだと、もっと慎重に考えるべきではないかという御質問ですが、私は、これから検証がされるものと思います。この安倍元首相の国葬については、様々な意見がある中で、これから検証されていくのではないかというふうに考えます。昨日開かれているからこそ、議論が、この議場の中でも、私は高まるものだというふうに考えます。時間がたてばたつほど、その熱は冷めます。国民の皆さんの中にも、半数以上の方が反対だという思い、その部分が今あるのであれば、今日本会議が開かれているので、次の12月議会ではやはり遅過ぎると考えて、本日提出をさせていただいております。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑、意見はありませんか。 小野田議員。 ◆12番(小野田利信) 3点考えておったんですけれども、1点目は、意見書を提出することであれば次の議会でもいいんじゃないかということだったんですけど、今のことで大体分かりましたので、何か熱が冷めてはいけないということでございます。 では、2点お願いします。 意見書を提出する効果、意味や意義ではありません、採択されたとき、これを提出されたことによって、どのような効果ですよ、効果が生まれるのかを教えてください。 2点目、既に終わっているのであり、抗議だけを表明するのであれば決議文でよいのではないでしょうか。どうして決議文にしなかったのでしょうか、お願いします。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 効果、この意見書が可決され、国に送られた後の効果という部分ですけれども、1つは、日進市の皆さんに対して、日進市議会が安倍元市長の国葬実施に抗議する意見書を国に送った、可決をして送ったという事実が、日進市民の、初めから申し上げているように、国葬実施に強く反対をする、賛成ではないという皆さんには、非常にそれが大きな力になる、あるいは、意見表明を様々な形でしてきた皆さんが、議会でそれをしたことを非常に喜んでいただける、その部分はあると思います。 ただ、これが送られた後の国がどう扱うかまでは、正直、私も想像の域を出ませんので、そこの部分については、ちょっと答弁は控えさせていただきます。 それから、意見書ではなく、決議でよかったのではないかという点、実は、私の中でも、決議という選択もあるなというのは、一旦は思いました。 ただ、国葬実施に当たっては、今の岸田首相がお決めになって、しかも、国民の中で非常に意見が分かれている中で強行にやられたという、その部分を考えますと、誰に対して言っているのかがはっきりしない決議ではなくて、やはり誰に送る意見書かという方が、意見書はやっぱり誰に送るのかというのがはっきりしていますので、意見書の方がよいと判断をいたしました。 ○議長(青山耕三) 小野田議員。 ◆12番(小野田利信) では、もうこれ、終わっていることでございますけれども、ほかにも国民が納得していない既に終わった事件、私が思うには東京軍事裁判、これは正当であったかどうか、やはり問題である、こういうようなことも、今後、日進市議会の意見書としても提出されるわけでありますでしょうか。 次に、今、抗議のデモ、昨日デモ行進していましたけれども、もう国葬も終わりました。今、デモ行進をしていたら、世間はどのように思うと思いますか、その2点、お願いします。 ○議長(青山耕三) 答弁者、舟橋議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 既に終わっていることに対して意見書を送るという行為であるならば、ほかの終わっている案件に対しても送る可能性はあるのかという最初の御質問ですが、国民の皆さんの関心が、やはりそこは大きいです。今、国民の皆さんが大変関心をお持ちで、それは日進の市民の皆さんにとっても非常に大きな関心のあるところで、だからこそ、昨日は、反対の意思表明のためにスタンディング等をやられていた市民の方がいらっしゃったということなんです。 ですので、過去の終わってしまったことを、また意見書を出す可能性はあるのかというのは、それが大きな国民の関心事、日進の市民の皆さんにとっても関心事で、私たちが意見書を送ることを賛同いただける市民がそれなりにいらっしゃるのでなければ、なかなかそれは実現しないだろうと考えます。 それから、もう一つ、もう終わってしまって、今日デモ行進等をしている人がいたとしたらどう思うかということですが、恐らく実際は、今日やられているという人はいないかもしれません。 私は、議員として、今日、日進市議会で本会議があり、意見書を出すことができるという、この状況があるからこそ提出をしたというところはありますので、ただ、過ぎたからやらないかといったら、市民の皆さんや国民の皆さんの中には、まだまだ終わったからよしということではなくて、終わったけれども、この問題は、まだまだしっかりと追及していかなければならないとお考えの方は多いと思いますので、決して昨日でもう終わったということではなくて、今後もこのことは続いていく、検討をしていかなければならない、検証もしていかなければならないというふうに思いますので、翌日であっても意見書のことを審査していただき、皆様の御賛同をいただきたいと、こうして検討しているのは意義があることだと考えます。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて意見書案第3号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています意見書案第3号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、意見書案第3号については委員会付託を省略することに決しました。 これより意見書案第3号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。 大橋議員。 ◆16番(大橋ゆうすけ) 全国的に見ても、この意見書に記されているような御意見というものがあることは把握をしておりますし、提案されている5名の議員の方々を否定するということではございません。 しかしながら、質疑の際にも申し上げましたが、意見書は、市民を代表して、代弁する日進市議会として提出するものでありまして、日進市民にとって本当にこの意見書を提出することが妥当かということの判断をする必要がございます。 日進市民の現状について伺った、先ほどの、また、私の問いに対して、そうだなと納得のできる明確な御回答をいただくことはできませんでしたし、これまでに私に届いている声や御意見というところとは異なる点が多過ぎるため、本意見書には反対をいたします。 ○議長(青山耕三) 次に、賛成論の発言を許します。 白井議員。 ◆3番(白井えり子) 会派を代表して、意見書案第3号、安倍元首相の国葬実施に抗議する意見書に賛成の立場から発言します。 初めに、私たちは、お亡くなりになられた安倍元首相を弔い、御冥福をお祈りするのは当然のことであり、安倍家、自民党葬などなら何ら問題はないのです。今回、国葬という形を取られたことが問題だということで、意見書を提出させていただきました。 昨日、9月27日、岸田政権は国葬を実施されました。国民の国葬反対の声が日に日に高まり、昨日は、国葬反対が、NHKラジオのニュースでは57%を超えたと伝えられました。日進市内でも何カ所かで国葬反対のスタンディングや集会が行われていました。私もそれを見ました。 国民の意見を二分する中で、国葬を強行に実施した岸田首相は、国葬前日の時点でも、国民への説明がまだ不足しているかもしれないとか、自民党幹部は実施後に、各政党への説明が足りなかったかもしれないなどの発言もされていました。 イギリスのエリザベス女王の国葬のように、国民が一体化したものとは真逆に、分断が日に日にひどくなっていった日本の状況を考えなければなりません。国葬は一体誰のためのものだったのでしょうか。済んでしまったから終わりではありません。今後も国葬があるかもしれませんし、今後のためにも、今回こそ検証が必要です。今こそ検証が必要です。 この2カ月間、国民が国葬中止を求めた主な理由は次の4つだと思っています。 1点目です。国葬にするということをどのように決めたのか。国葬と他の葬儀方法では何が違うのかも示されず、閣議決定で決めたということしか国民には過程が分かりません。さらに法的根拠がないのではないでしょうか。2001年制定の内閣府設置法にも、国の儀式に国葬が含まれる規定や根拠がありません。国会という制度がある中で、国会の審議も経ていない事態は、行政がゆがめられ、国会軽視ではないでしょうか。 また、国葬に値するという実績評価、つまり、どういう人だったらば国葬になるのか、こういったことは、どのように誰が一体どのような基準で決めるのでしょうか。この評価のランキングもありません。決め方に国民は納得がいかず、疑問が消えないままです。時の政権の一方的な判断が通る社会になってしまっていいのでしょうか。まさにこれは民主主義の崩壊ではないかと思います。 次に、2点目ですが、費用は幾らかかるのかという問題です。当初の2億5,000万円から16億6,000万円と数字が示されましたが、これは全て税金です。全て国民からの税金です。それも予備費からと言われていますが、予備費は、災害など予見し難い予算の不足に充てる費用とされており、主眼は、自然災害やコロナなど、急を要する事態に備えるものです。今回、補正予算を組むべきではなかったでしょうか。そういったことも検討するべきではなかったでしょうか。予備費を使うほど国葬が急を要したのでしょうか。この16億6,000万円の金額が本当に必要な経費か、国会の審議を経ていないのは、憲法83条で定められている財政民主主義に明確に反しています。不透明なことに、全額税金拠出など、このコロナ禍で生活が苦しい国民からは、到底許されるものではありません。 次に、3点目です。弔意の強制ではないかという点です。安倍氏について、政治の私物化を追及されるなど、肯定評価ばかりではない、こういった事実があります。 本市では、半旗の掲揚や一斉黙祷などはしないと、議員の一般質問に答弁されています。この方針はよかったと思います。安倍元首相が亡くなったことで、神格化され、解明途中の森友、加計、桜を見る会に加え、旧統一教会との問題が闇に葬られてしまうのではないか、このことを国民は大変危惧しています。 次に、4点目の弔問外交の成果のことです。深い話ができない程度の外交なら、16億円をかけての国葬の場を使う必要はないのではないでしょうか。G7のトップの方はどなたも来日されませんでした。改めて外交は行うべきです。 今回の国葬に関して、これまでにも、鎌倉市議会、国立市議会、葉山町など、少なくとも全国の12市町の地方議会が、中止や撤回の意見書や決議を可決しています。また、国葬は憲法違反と、弁護士や地方議員が、各道府県の知事や議長の国葬参列に対し、公金支出の差止めの住民監査請求や、これとは別に違憲訴訟なども起こしています。 今回、こうしたことから、国葬という方法を取られたことは間違いであったと言わざるを得ず、実施されたことに強く抗議し、この意見書に賛成をいたします。 ○議長(青山耕三) ほかに討論はありませんか。 大川議員。 ◆4番(大川博) 反対の立場で討論いたします。たくさんありますが、2点に絞って反対いたします。 1点目、まず、根拠としている世論(セロン)調査、先ほども申し上げましたが、これは流動的なものです。恐らく、銃弾に倒れて1週間以内に国葬が行われていたら、まるで違う状況があったと思います。ですので、世論(セロン)調査を基にしている、これは非常に危険なことだと思います。 2点目、先ほども申し上げましたが、憲法違反であると言い切っています。断言しています。これを基に抗議文を出すというのは、今の時点で大変危険なことです。 この2点をとってしても、この抗議文は、非常に危険な意見書だと言わざるを得ません。ですので、反対いたします。 ○議長(青山耕三) ほかに討論はありませんか。 ごとう議員。 ◆7番(ごとうみき) 賛成の立場で討論をいたします。 皆さんの質疑も踏まえて、意見を述べます。 まず初めに、昨日、民意無視、国民を二分した形で国葬が実施された、強行されたことは事実です。岸田首相が国葬の開催を発表してから2カ月半、広がり続ける国民の批判や疑問の声に岸田首相は答えようとしませんでした。あまりにも無責任です。ですから、私も、舟橋議員がおっしゃられたように、やはり決議というよりは、直接、岸田内閣に抗議を届けるという方が、より具体的で、今後の国会審議の1つの材料としてもらえるのではないかというふうに思い、この意見書を提出いたしました。 また、今提出しても無駄なんじゃないかという意見に対してですが、今後、実施をしたことに対して、国会でも追及がされ、議論がされます。これは、現に国会議員の方たちが表明していることです。この民意を無視した国葬の実施が本当によかったのかどうなのかを、臨時国会を含めて追及していくと表明している国会議員がいることは事実です。ですから、この時期に、参議院議長、衆議院議長に、改めてこの意見書を提出する意味は、私はここにあるというふうに思います。 そして、世論調査の件も今言われましたが、やはり、どの世論調査を見ても、国民の不安や疑念は払拭されていません。国葬開催が近づくほど、反対の世論が増加してきたこと、これも事実です。例えば、産経、FNNの調査では、7月は国葬決定がよかったという調査が50%でした。しかし、これが、8月には賛成が40.8%、反対が51.1%と賛否が逆転し、9月の調査では、反対が62.3%、賛成31.5%と差が広がっています。そして、国葬についての岸田首相の説明に納得ができないが72.6%に上っています。これは、私たち提出者の思いではなく、産経が調査された事実として残っています。 そして、このようなことも踏まえて、当日も全国各地で、そして、この日進市内でも反対や抗議の行動が実施された、このことも事実です。このように、国民を二分してまで国葬を強行したことを、私は改めて許すわけにはいきません。このような政府のやり方に、市議会として、実施された今だからこそ、しっかりと抗議の意見書を提出する必要性を感じます。 また、憲法違反という明記についての質疑もありましたが、私はこの国葬が憲法違反であるという問題を改めて曖昧にしてはいけないと、2点申し上げます。 1つは、憲法14条、法の下の平等に反することです。そもそもなぜ安倍元首相のみが特別扱いにされて、国葬を行うのか、国民の誰もが納得できる理由がいまだに示されていないこと、そして、2点目は、この意見書にもあります憲法19条が保障する思想、良心の自由を侵害するものということです。皆さんも考えてみてください。岸田首相は、国民に対する敬意と弔意を国全体で示す儀式と、今回の国葬を定義しました。 それでは、この国全体とはどういう意味なのか。日本の国の主人公は国民です。岸田首相のいう国全体というのは、国民全体ということになってしまいます。国民全体として、安倍元首相に対する敬意と弔意を示す、これは明らかに思想、良心の自由を侵害するものです。在任期間が長いということや、数々の功績があるということは言われています。しかし、そもそも、この安倍元首相が行ってきた政治に対しての評価は国民様々です。アベノミクスが実施されたことによる貧富の格差や、消費税増税などにより、どれだけの国民が苦しめられたことか、苦労したことか。また、安保法制を強行したのも当時の安倍政権でした。これを功績と見るのか、批判的に見るのか、まさしく一人一人の国民に問われていることです。それを、国全体として、国民全体として一まとめにして国葬を実施するというのは、やはり明らかに思想、良心の自由に反するものだというふうに私も強く申し上げます。 このように、法的根拠もなく、憲法違反のことを閣議決定で決める、現行憲法を覆すような国に、私は日本をしてはならないと思います。私たちから、民主主義を守ろうと声を上げていくときです。皆さん、おかしなことには抗議の意思を示しましょう。理不尽なことは理不尽だと声を上げ続けていくことが大事です。それこそ市民の代表として民主主義を守る、私たち議会の役割であると申し上げまして、本意見書の賛成討論といたします。 ○議長(青山耕三) ほかに討論はありませんか。 小野田議員。 ◆12番(小野田利信) 反対の立場で討論します。 この意見書が採択されても、国葬は既に終わっており、意見書提出での効果は分からないとのこと、これは、採択しても届け先不明となるおそれがあります。 日進市の考えを表明するのであれば、決議文で十分ではないでしょうか。意見書を採択、提出しても受取先が既に終わっているのに何を考えているのだろうかと疑問に思います。締切り期限を過ぎた応募に応募して騒いでいるのと同様であり、まさに、仏つくって魂入れずの状態で終わってしまっては、日進市議会としては意味がなく、反対とします。 ○議長(青山耕三) ほかに討論はありませんか。 坂林議員。 ◆8番(坂林たくみ) 賛成の立場から討論いたします。 昨日午前に、国葬実施に反対する市民有志の方たちが市内でアピールをされたので、行って、どのようなことをおっしゃっているのか、お聞きしてきました。 皆さんの訴えを聞きましたところ、自分の意思に反する政策であったり、政治姿勢が、国葬の実施によって、国全体として認められてしまうことへの強い反対、そのことに対して税金を使われることへの抗議だということを感じました。 市議会議員として、見過ごせない3つのことがあると考えます。 私たち市議会議員は、多様な意見を議会に反映させるため、議員として市民の負託を受けて活動しております。そこで必要なことは、多様な意見の存在を認めること、思想、信条の自由を認めること、議論を尽くした上での多数決です。 しかし、今回の国葬は、安倍元首相の行ってきたことをたたえる趣旨で行われるものとなっていること、弔意の強制というふうになること、過半数の反対が世論(セロン)調査で示されているのは事実です。守らなければならないことが、3つとも守られていないというふうになっています。 民主主義を実践する日進市議会として、発信せざるを得ない、たとえ実施後であっても発信せざるを得ない意見書だと考えます。議員の皆様の御賛同をお願いし、討論とします。 ○議長(青山耕三) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて意見書案第3号に対する討論を終結します。 これより意見書案第3号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立少数〕 起立少数です。よって、意見書案第3号、安倍元首相の国葬実施に抗議する意見書は否決されました。-----------------------------------
    ○議長(青山耕三) 日程第5、日進市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。 この選挙は、本市の選挙管理委員会の委員及び補充員の任期満了に伴い、委員4人、補充員4人を選挙するものです。 お諮りします。日進市選挙管理委員会の委員の選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選により行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りします。被選挙人の指名の方法は、議長から指名したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長から指名することに決しました。 日進市選挙管理委員会の委員に、星野惠美子氏、岩佐智生氏、小池司氏、福岡義修氏を指名します。 お諮りします。ただいま議長において指名しました星野惠美子氏、岩佐智生氏、小池司氏、福岡義修氏を日進市選挙管理委員会の委員の当選人に定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、星野惠美子氏、岩佐智生氏、小池司氏、福岡義修氏が日進市選挙管理委員会の委員に当選されました。 お諮りします。日進市選挙管理委員会の補充員の選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選により行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りします。被選挙人の指名の方法は、議長から指名したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長から指名することに決しました。 日進市選挙管理委員会の補充員に、杉浦宏司氏、板坂由里子氏、鈴木知代子氏、鈴村直宏氏を指名します。 なお、補充員は補充の順位を定めることになっていますので、補充の順位はただいまの指名の順とします。 お諮りします。ただいま議長において指名しました杉浦宏司氏、板坂由里子氏、鈴木知代子氏、鈴村直宏氏を日進市選挙管理委員会の補充員の当選人に定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、杉浦宏司氏、板坂由里子氏、鈴木知代子氏、鈴村直宏氏が日進市選挙管理委員会の補充員に当選されました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第6、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。お手元に配付しました第84回全国都市問題会議、第11回議会報告会への議員派遣の件については、会議規則第167条第1項の規定により許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は許可することに決しました。 お諮りします。派遣内容について変更がある場合は、その取扱いを議長に委任されたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、派遣内容について変更がある場合は、その取扱いを議長に委任することに決しました。 この際、お諮りします。本定例会において議決されました事項については、会議規則第43条の規定により、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決しました。 以上で本定例会に付議された案件の審議は全部終了しました。 これにて令和4年第3回日進市議会定例会を閉会します。     午後2時44分 閉議-----------------------------------        閉会式     午後2時44分 開式 ◎伊東議会事務局長 ただいまから令和4年第3回日進市議会定例会の閉会式を行いますので、御起立願います。 最初に、議長から挨拶があります。     〔議長 青山耕三登壇〕 ○議長(青山耕三) 令和4年第3回日進市議会定例会の閉会に当たりまして、一言挨拶を申し上げます。 議員の皆様には、去る8月30日以来、本日まで、慎重な御審議、御審査を賜りましたこと、そして、本日ここに閉会できますことは、議員の皆様の議会運営に対する御協力のたまものと心より感謝申し上げます。 市長をはじめ執行部の皆様におかれましては、丁寧な説明、答弁に努めていただき、感謝申し上げます。また、審査の過程におきまして各議員からございました提案、意見などにつきましては、市政執行に十分反映され、市民のため今後とも全力で取り組んでいただきたいと思います。 さて、秋分の日も過ぎ、これから徐々に涼しさが増してまいります。皆様におかれましては、長引くコロナ禍の中、健康には十分注意していただき、御活躍をいただきますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とします。ありがとうございました。 ◎伊東議会事務局長 次に、市長から挨拶があります。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 閉会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案させていただきました各議案につきましては、本日分も含み、慎重なる御審議の上、いずれの議案も御議決、御賛同を賜り、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。議員各位からいただきました御意見、御提案、今後しっかりと市政に反映をさせていきたいと考えます。 さて、日本列島を縦断しました台風14号と、その後の台風15号の影響によりまして、全国各地では多くの被害が発生いたしました。特にお亡くなりになられた方々へ哀悼の意を表しますとともに、負傷されました方々など、被災された方全てに心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 本市におきましては、9月19日に災害対策本部を設置するとともに、自主避難所も開設して災害対応に当たりました。今後も市民生活の安全・安心のため、適切に素早く防災対策、対応を行ってまいります。 また、9月18日には、にっしん夢まつりが3年ぶりに開催をされました。台風の影響を受けましたが、夢おどりや夢屋台、そして夢花火を実施することができ、多くの方々にお祭りを楽しんでいただくことができました。これも関係者の皆様、議員の皆様、多大な御尽力のたまものというふうに心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。 新型コロナウイルスの感染症への心配ですとか、物価高騰などへの不安、今後もまだ続くと思われます。市民の皆様がより安心して生活を送っていただけるよう全力で努める所存でございます。 最後になりますが、季節の変わり目でございますので、議員の皆様には体調管理に十分御留意いただいて、さらなる御活躍を祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。お疲れさまでございました。ありがとうございました。 ◎伊東議会事務局長 これをもちまして、閉会式を終わります。お疲れさまでした。     午後2時49分 閉式 会議の経過を記載して、その相違ないことを証すためここに署名する。  議長     青山耕三  署名議員   大川 博  署名議員   武田治敏...